『日本の家紋大事典』補足情報其の一

P22「自然紋」の解説のところで、「渡辺星」の話が出てきます。
ここで源頼光と四天王の話が出てきますが、この話は新潟県に今も伝わるお話です。

※本書では「渡辺家星」という紋名で掲載

渡辺家星
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『日本の家紋大辞典』の掲載数は5676点! 著書のこと1

先日もお伝えした通り、私の初著書となる『日本の家紋大事典』4月20日発売予定である。
絶版しいているものを除き、現在発売されている類似本の中では家紋の数は最も多いものであろう。

【紋の数と選定について】
本書に掲載する紋の数は5676点である。
家紋の数は日本家紋研究会が把握しているだけでも、30000点以上である。
家紋は外枠や変化、組合わせなどでその数を増やしていく。
そのため、家紋の数は無限に増やすことが出来、一説には現在では20万ほどの家紋が存在するとも言われる。
本書では主に現代でも使われている紋帖、特に『平安紋鑑』を基準として、紋の選定を行った。
いわゆる「染め抜き紋」の方式で掲載されている紋帖、
『平安紋鑑』『紋典』『江戸紋章集』『標準紋帖』『紋尽くし』『紋之志をり』『紋之泉』『紋鑑』
※上記紋帖は新しい順で並べている
などをメインとしている。
他には『紋鑑』以前の素描で描かれた江戸期の紋帖や『見聞諸家紋』などに載るものも掲載している。

【珍しい紋を多々掲載】
本書は主に「家紋のことをあまりご存じでない方」に重点を置き、「手に取って頂きやすい」ものを意識している。
家紋が好きで、家紋について詳しい方や家紋マニアの方には少々物足りないものがあるかも?と思うだろうが、ご安心頂きたい。
恐らく家紋マニアの方でもご覧になったことの無い紋があるだろう。
本書では「家紋以外の紋」も多数掲載される。
江戸期には風流紋や洒落紋が流行した。
その頃の考案された紋の図案が多く存在している。
それらの一部を本書では私が制作し掲載した。

【紋の制作】
掲載の紋の多くはマツイシステムの『家紋大全』を使用させて頂いた。
本書掲載の紋のうち2500個以上はこちらで制作したものである。
私自身が描いた紋の数は2000個以上。
そして私のこの本の為に家紋の制作を行って下さった方がいる。
その方々が描いて頂いた紋の総数は500個以上である。
貴重な時間を削って描いて頂いたことに感謝している。


タイトル:『日本の家紋大事典』
著書:森本勇矢(もりもとゆうや)
監修:日本家紋研究会
出版:日本実業出版社 http://www.njg.co.jp/
定価:1680円(税込)
プロフィール

森本勇矢

Author:森本勇矢
京都市在住。41歳。
本業である染色補正の傍ら家紋研究家として活動する。
一般社団法人京都家紋協会代表。
京都家紋研究会会長。
日本家紋研究会副会長。
月刊『歴史読本』への寄稿をする他、新聞掲載・TV出演など。
著書『日本の家紋大辞典』(日本実業出版社)
家紋制作、家系調査などのお仕事お待ちしております。
ご連絡はFacebook、Twitter、Instagramなどからお願いします。

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