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2011-04-27

第一歩

2011年4月26日(火)曇り

家紋研究家と自称するには極めて恥ずかしい告白ではあるが、実は初めての墓地への家紋調査だ。
これが家紋研究者としての第一歩となるのだろうか。
家紋について学び始めてから数年経つが実質これが初の調査となる。
今まではあくまでも書籍・ネットが基本だった。
外での調査に近いものと言えば、たまたま見つけた変わった紋などを写真に撮る程度だった。
自ら家紋を求めて行くという行為は今回が初である。


京都はやはり墓地は多い印象。
墓地を持ってる寺が当然多いので町中に墓地は溢れている。
しかしその多くは寺の壁によって遮られているのでそこに墓があるかどうかは一見判断出来ない。

そこで使用したのがグーグルアース
高空写真で判断するだけであれば、Googleマップを使えばいいが、
グーグルアースを使うとピンを刺してお気に入り登録出来るから便利。
自分の場合は「調査候補」「調査済み」などのフォルダを作ってそこに入れていくことにした。

先日から調査へ行こうと思っていたのだが、連日雨で行けなかった。
昨日ようやく雨が降らず、行けるタイミングがあったので行くことにした。

候補地は以前から色々考えていた。
グーグルアースで京都を見ていると実に多くの墓地があることを思い知らされた。
初動調査はやはり墓の数が少なそうな所から始めようと考えた。
そこで目を付けたのが先日から気になっていた宝ヶ池の側にある墓地。

宝ヶ池といえば「京都議定書」で有名?な国立京都国際会館(見た目は地球防衛軍の基地を彷彿させるっっっ)。
その宝ヶ池に行く道、以前は通称「狐坂(狐のしっぽのように深く曲がった上り坂)」と呼ばれていたところがある。
(現在は工事され走りやすくなった。以前は事故もあったようだったしかな)
この通りの横手にその墓地はある。
しかしどうやって車で入り込めばいいのか分からなかったので、結局は宝ヶ池公園の駐車場に駐め、徒歩で向かった。

実際に側まで行くと小さな駐車場があったが、そこにどうやって入り込むのかよく分からなかったが、まぁいいとしよう。
その駐車場にあった看板で分かったことだが、この墓地は涌泉寺のものであることが分かった。
うっかり写真撮るの忘れてしまったが。

そしてようやくスタートした家紋調査。
調査と言っても家紋が施された墓石を撮るだけという実にシンプルなもの。
「○○家」という文字が入るように墓石の全体像と家紋をクローズアップした二枚を必ず撮ることを心がけた。

結論からいうと、今回の調査で得られた個人的満足度は低かった。
「変わった紋が見たい」という欲求の多い自分からしたら当然のことなのかもだが。
この墓地で多かったのは「橘紋」と「山形」紋だった。
それととある家(現状では伏せておこう)の墓が非常に多かった。
そのためか同じ紋が非常に多く、まだ数えていないが、10種程度しか確認出来なかった。

墓石の数は多くはなかったが、この墓地自体が山なので、山登りに近い状態。
墓石の全体像を写真に撮る時は特に問題は無いが、家紋を撮ろうと思うとしゃがむ必要性が出てくる。
墓石の数だけスクワットしているようなものだ。
運動不足の自分にはいい運動にはなった。

今回のエントリーでは具体的な調査結果は書かないが、まずは自分の第一歩として記しておくこととした。
(後日機会があれば書くこととする)


ちなみに正確な墓地の場所は以下の写真の通りである。
大文字の送り火で灯される「妙法」の「妙」のある山のすぐ側である。
地図1 地図2


ARK@遊鵺
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プロフィール

森本勇矢

Author:森本勇矢


京都市在住。38歳。
本業である染色補正の傍ら家紋研究家として活動する。
京都家紋研究会会長。日本家紋研究会理事。
月刊『歴史読本』への寄稿をする他、新聞掲載・TV出演など。
著書『日本の家紋大辞典』(日本実業出版社)
家紋制作、家系調査などのお仕事お待ちしております。

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