揚げ足を取ってみる

今日のエントリーは別のネタを書いていたが時間が足りなかった。
気分を変えて、今回はちょっとした「揚げ足を取る」ような話し。


タイトル通りの内容であるが、では「何の揚げ足を取るのか?」。
それは本ブログのタイトル「家紋を探る」である。

「家紋」とは読んで字の如く「家の紋」である。
つまりそれは通常「定紋」を指す。

例えば「紋帖」。
人によっては「家紋帳」という方もおられる。
そもそも紋帖は『見聞諸家紋』以降、多く出版されてきた。
最も新しい紋帖『平安紋鑑』まで、紋帖のタイトルに「家紋」という言葉が使われたことが無い。
紋帖の元祖と呼ばれる『見聞諸家紋』のみが「家紋」を冠している。

『見聞諸家紋』以外、紋帖として扱われるものに「家紋だけを扱う」ものは存在しないのだ。
紋帖の全てには「図案」「伊達紋」や「創作紋」など、また「新紋」と呼ばれるものが必ずと言って良いほど掲載されている。
つまり紋帖は「家紋帳」では無いのだ。

しかし私のこのブログでは家紋以外のものを多くエントリーしてきた。
たこのまる」なんて明らかに家紋ではない。

あえて言おう、「なんでやねん」と。


ただ、私は思う。
「なんでもかんでも『型』にはめてしまうのは良くない」
家紋ブログだから「家紋だけ」である必要性というものは無いのだ。
あくまでもウェブログなのだ。
とはいえ、ブログは「日記」では無い。(先日の北野神社のエントリーは日記に近いが・・・)

っと言うことで、このブログは基本的に「緩い」感覚で見て頂ければと思います。


「家紋」とは本来の意味として用いられる他に、「家紋」という総称でも呼ばれている。



正に揚げ足を取るような内容ですね、すみません。
なんだか今日は病んでます。

ARK@遊鵺
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プロフィール

森本勇矢

Author:森本勇矢
京都市在住。41歳。
本業である染色補正の傍ら家紋研究家として活動する。
一般社団法人京都家紋協会代表。
京都家紋研究会会長。
日本家紋研究会副会長。
月刊『歴史読本』への寄稿をする他、新聞掲載・TV出演など。
著書『日本の家紋大辞典』(日本実業出版社)
家紋制作、家系調査などのお仕事お待ちしております。
ご連絡はFacebook、Twitter、Instagramなどからお願いします。

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