鞠鋏
紋帖を捲っていると「鞠鋏(まりばさみ)という紋がある。
読んで字の如く、「鞠を挟むもの」である。
紋帖や家紋図鑑などをよく目にする方であればご覧になったことも多いであろう。

鞠鋏 鞠挟に片喰

変わり鞠挟に鞠 離れ鞠挟
しかしこの「鞠鋏」何の用途に使うものなのか?
本当に存在しているのか?
このような疑問は持ったことがないだろうか。
例えば「鞠鋏」とGoogleなどで検索してみれば、その結果は一目瞭然である。
「鞠鋏」という名称はそのほとんどが「家紋」の名称にのみ存在しているかのような結果が見えるであろう。
答えとしては「実際に鞠を挟む道具はある」である。

【鞠鋏紋】
鞠鋏(まりばさみ)とは蹴鞠(けまり)に用いられる鞠を保存するための道具。
鞠鋏は上記「離れ鞠鋏」のように開き腰革に沿ってはめ込み固定させる。
鞠職人が鞠を乾燥させるための道具として軒下などに吊した。
保存や乾燥などのために用いられる他、装飾を施し観賞用としても持て囃されたという。
紋章としては主に外枠として使われることが多い。
代表的な使用諸氏は板倉氏、雨宮氏、奥山氏、近藤氏、佐田氏など。
ちなみにこの「鞠鋏」については『家紋を探る ~遊び心と和のデザイン~(平凡社新書)』森本景一著において掲載している。
父が「鞠鋏」について追っていく内容のものだ。
是非、参考にして頂きたい。
ARK@遊鵺
読んで字の如く、「鞠を挟むもの」である。
紋帖や家紋図鑑などをよく目にする方であればご覧になったことも多いであろう。


鞠鋏 鞠挟に片喰


変わり鞠挟に鞠 離れ鞠挟
しかしこの「鞠鋏」何の用途に使うものなのか?
本当に存在しているのか?
このような疑問は持ったことがないだろうか。
例えば「鞠鋏」とGoogleなどで検索してみれば、その結果は一目瞭然である。
「鞠鋏」という名称はそのほとんどが「家紋」の名称にのみ存在しているかのような結果が見えるであろう。
答えとしては「実際に鞠を挟む道具はある」である。

【鞠鋏紋】
鞠鋏(まりばさみ)とは蹴鞠(けまり)に用いられる鞠を保存するための道具。
鞠鋏は上記「離れ鞠鋏」のように開き腰革に沿ってはめ込み固定させる。
鞠職人が鞠を乾燥させるための道具として軒下などに吊した。
保存や乾燥などのために用いられる他、装飾を施し観賞用としても持て囃されたという。
紋章としては主に外枠として使われることが多い。
代表的な使用諸氏は板倉氏、雨宮氏、奥山氏、近藤氏、佐田氏など。
ちなみにこの「鞠鋏」については『家紋を探る ~遊び心と和のデザイン~(平凡社新書)』森本景一著において掲載している。
父が「鞠鋏」について追っていく内容のものだ。
是非、参考にして頂きたい。
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