「丸に鯛の鯛」と「丸にぬの字崩し兎」
今回のブログはほぼ私の備忘録であり、歴史読本に載せた原稿の修正でもある。
『家紋大全』という家紋のデータ集があるのだが、この中の文字紋の中に「丸に鯛の鯛」、「丸にぬの字崩し兎」という紋がある。

この二つの出所はどこなのだろう?
といつも思っていた。
「丸に鯛の鯛」は『歴史読本2009年十月号』(新人物往来社)「家紋拾遺譚 難読紋・奇紋の謎を解く22 まぼろしの魚紋」に掲載。
「丸にぬの字崩し兎」は先日お伝えした『歴史読本 2011年8月号』(新人物往来社)「家紋拾遺譚 難読紋・奇紋の謎を解く44 紋章になった兎たち 日本史の中の兎」に掲載。
今日、たまたま紋帖『紋之泉』を見ていたら、なんとまぁ、あっさりと載っていたのだ。
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『家紋大全』に載っている文字紋の多くはどこが元なのだろうと思っていたが、それはどうやら『紋之泉』だったようだ。
この頁に掲載されている紋は全て収録されている(と思う)。
最近は紋帖と言えば『平安紋鑑』ばかり見ていた。
他に紋の書籍は『日本家紋総監』や『家紋の事典』。
もっと他の紋帖を見るべきだな、と思った次第である。
例えば『江戸紋章集』は後半に載る番外紋以外は今まであまり見ていなかったが、よく見てみると他の紋帖では見られない紋が意外と多く見つけられた。
ちなみに「鯛の鯛」とは肩帯の骨の一部であり、肩甲骨と烏口骨が繋がった状態のもので、その姿が鯛に似ていることからこう呼ばれる。別名、鯛中鯛(たいちゅうのたい)。「めでたい鯛の中でさらにめでたい形である」とされ、縁起物として有名。財布の中に入れておくと良いとされ、私も入れたことがある。
っという、備忘録でした。おしまい。
ARK@遊鵺
『家紋大全』という家紋のデータ集があるのだが、この中の文字紋の中に「丸に鯛の鯛」、「丸にぬの字崩し兎」という紋がある。


この二つの出所はどこなのだろう?
といつも思っていた。
「丸に鯛の鯛」は『歴史読本2009年十月号』(新人物往来社)「家紋拾遺譚 難読紋・奇紋の謎を解く22 まぼろしの魚紋」に掲載。
「丸にぬの字崩し兎」は先日お伝えした『歴史読本 2011年8月号』(新人物往来社)「家紋拾遺譚 難読紋・奇紋の謎を解く44 紋章になった兎たち 日本史の中の兎」に掲載。
今日、たまたま紋帖『紋之泉』を見ていたら、なんとまぁ、あっさりと載っていたのだ。


『家紋大全』に載っている文字紋の多くはどこが元なのだろうと思っていたが、それはどうやら『紋之泉』だったようだ。
この頁に掲載されている紋は全て収録されている(と思う)。
最近は紋帖と言えば『平安紋鑑』ばかり見ていた。
他に紋の書籍は『日本家紋総監』や『家紋の事典』。
もっと他の紋帖を見るべきだな、と思った次第である。
例えば『江戸紋章集』は後半に載る番外紋以外は今まであまり見ていなかったが、よく見てみると他の紋帖では見られない紋が意外と多く見つけられた。
ちなみに「鯛の鯛」とは肩帯の骨の一部であり、肩甲骨と烏口骨が繋がった状態のもので、その姿が鯛に似ていることからこう呼ばれる。別名、鯛中鯛(たいちゅうのたい)。「めでたい鯛の中でさらにめでたい形である」とされ、縁起物として有名。財布の中に入れておくと良いとされ、私も入れたことがある。
っという、備忘録でした。おしまい。
ARK@遊鵺
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