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水害と『家紋無双』発売日

今回の大規模災害の犠牲者に追悼を。

そして現在もまだ救助を待っている方や非難されている方々にお祈りを申し上げます。

 

当ブログで散々宣伝させて頂いております「家紋無双プロジェクト」のスタートである書籍『家紋無双』が遂に2018/7/7に発売致しました。

ご尽力頂きました方々、クラウドファンディングの支援者や協力者の方々、また出版社の方々、本当にありがとうございます。

 

書籍『家紋無双』は早いところでは5日に書店の置かれ、Amazonで購入された方の中で早い方もこの日に到着していたようです。

6日が実は発売日で、全国書店にはこの日から並び始めていました。

ですが、このようなことを言うと失礼なことではありますが、大雨で入荷に遅れがある店が多くあったようです。

今回の大雨では私の地元京都でも多くの被害が出ました。

しかし報道が遅かったせいか、岡山や愛媛での洪水被害があまりにも大きく、ニュースなどで京都の大雨の報道がされると申し訳なく思ってしまう程でした。

京都市内の中心部はほぼ被害はありません。

特にかつての平安京は大丈夫でした。

平安京は大内裏を中心として設置された朱雀大路より西を洛陽、東を長安としましたが、長安側である西は元々湿地的な土地だったようで、水害が出たことから、衰退し、我々が知るところの平安時代の都というと洛陽を示すようになりました。

こちらの洛陽は現在の京都御所が中心ですが、見事にこの洛陽は被害はありませんでした。

長岡京は造営中に川の氾濫が起こり、洪水に見舞われたことで、山代(山城)に都をさらに移動させることしました。

その際、徹底的な治水を行い、水害が起こらない場所とした結果が現在でも効果が出ているように思えます。

 

話は変わりますが、私はここ数年の間、毎年のように「祇園祭講座」を行っております。

祇園祭とは何か? 祇園の神牛頭天王とは何か? 何故7月に行われるのか?

主に祇園信仰と呼ばれるものに焦点を置いて、その関連の話も含めた内容でいつも行っております。

そんな中、話す内容に実は「七夕」の話も含まれています。

簡単にいうと、牛頭天王とは様々な信仰が習合された結果なのですが、主軸となってくるのは「地震」「災害」「疫病」です。

牛頭天王が設置される場所は基本的には断層があるところである可能性が高く、時代が下るに連れてその性質が変わっていき、スサノオとの習合も相まって、製鉄や鉱物の性質も加わっていきます。

祇園信仰のあるところには大雑把にいうと「水」と「牛」のキーワードが存在していることが多いです。

水は「龍」「蛇」「川」「観音」など、牛は「スサノオ」「天満宮」「葬送(古墳や墓地)」「鉱物(特に鉄がらみ)」が目立ちます。

※事細かなことが他にも多々ありますが、ここでは簡潔にします。

 

七夕は中国より渡来した話がベースで、各所で色々な変化を遂げていきます。

故に七夕の話には色々なパターンの話が存在しておりますが、それぞれの話を見えてくるのは「洪水」がキーワードでは無いかということです。

洪水という災害が起こった後には疫病が広がる可能性が高いです。

牛頭天王は疫病を撒き散らす神であるといいます。

つまり牛頭天王を鎮めるために行っているのが祇園祭とも解釈出来るということです。

洪水、即ち川の氾濫、即ち龍(遠呂智)が暴れ、牛頭天王が疫病を撒き散らす。

もしこれらが本当であれば(私の主張が正しければ)先人たちは常に警告してくれているのかもしれません。

しかし時代が下るに連れて、その意味はどんどん失われていき、一般的な解釈の祭は見た目だになってきたように思えます。

そもそも何故夏に祭が目立つのか。そこを再度考えてみても良いのではないでしょうか。

 

今年は特に宣伝をしていなかった祇園祭講座なので、現在申込は非常に少ないですが、これらのお話を詳しくさせて頂きます。

当日の飛び入り参加も可能です。詳しくはリンク先をご覧下さい。(facebook

https://www.facebook.com/events/1961756417192048/

 

今回の大雨で宣伝することにかなり躊躇しておりますが、『家紋無双』ではそんな祇園信仰を具現化した「窠・木瓜」紋や「祇園守」紋も収録しております。

家紋は「家」(一族・血族)を守って貰うために設定したシンボルです。

歴史的に家紋となっている紋の多くは突き詰めると「守る」という意味に集約されています。

紋が持つ意味や意義を具現化して視覚的に表現したものが今回の『家紋無双』です。

イラストについては10名の絵師に描いて頂いており、絵柄もまさに十人十色です。

好みは人によっても違いますし、評価も違います。

ですが、それぞれのイラストには私が家紋研究家として研究した家紋の意味や意義をなるべく多くお伝えし、イラストになるべく反映して頂いております。

絵だけでは分からないことはしっかりと解説させて頂いております。

「イラストを見て、解説を読む」「解説を読んでイラストをじっくり見る」

これでその家紋が持つ意味をしっかりと理解出来るでは無いかと思います。

一部の紋については現在も謎を残しているものもあり、それらには私なりの研究結果を反映させると共に疑問符を残しているものもあります。

 

擬人化とかこの手のイラストが苦手な方、色々な方がおられるのは承知ですし、このプロジェクトを受ける時から批判についてはある程度想像もしていました。

それでも私は家紋で主張したいことが非常に多くあります。

また、少しでも家紋が話題になってくれるとそれだけ次世代に繋がっていくことであると考えています。

内容には自信を持っていますので、是非一度偏見などせずに一度見て貰えると嬉しく思います。

 

また、今後は本に書き切れなかったことや裏設定などは公式サイトのコラムに掲載していく予定をしております。

今後とも「家紋無双プロジェクト」をよろしくお願い致します。

 

書籍『家紋無双』は全国書店にてお求め頂けるほか、Amazonなどのインターネットのネットショッピングでも購入可能です。

(ネットで購入可能なサイトは前回のエントリーで書かせて頂いております。

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プロフィール

森本勇矢

Author:森本勇矢
京都市在住。41歳。
本業である染色補正の傍ら家紋研究家として活動する。
一般社団法人京都家紋協会代表。
京都家紋研究会会長。
日本家紋研究会副会長。
月刊『歴史読本』への寄稿をする他、新聞掲載・TV出演など。
著書『日本の家紋大辞典』(日本実業出版社)
家紋制作、家系調査などのお仕事お待ちしております。
ご連絡はFacebook、Twitter、Instagramなどからお願いします。

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